友人へのプレゼント用に制作した1点ものの苔ポン
素材のほとんどが拾得物…
表面焼き加工した流木と富士砂をベースに路上から採取した植物を植栽しています。
高温多湿の京都では土地特有の趣ある植物がそこかしこに生えています。移住者である私はそれらが目新しく、十分に興味を引く対象となっており散歩中に立ち止まっては採取することもしばしば。
この贈答用苔ポンには路上で採取した、
- ホソウリゴケ
- ハネヒツジゴケ
- コガネシダ
- ノキシノブ
などを使用しています。
その後、コガネシダが劇的に大繁茂している写真をいただきました。
野生の力を引き出す育成

森林のような一定の温度と湿度で植物の生長スイッチがオンに
これは最初の写真でチョコンと添えられていた赤い植物でコガネシダといいます。節状の茎をボキンと折って苔に挿しておいただけのものが鉢よりも大きく成長しています。
ほんの小指の先ほどだったノキシノブもずいぶん大きくなっています。
育成環境は下の写真のとおり。
蓋はしなくても水槽底部はそれなりに湿度が保たれます。
蒸れないのでさほど多湿をこのまないけどそこそこの湿度は保たれているのが好きな日本の本州にみられる植物には特にいいですね。トラブルも少ないです。
