元・水草レイアウト世界上位ランカー(最高26位。半端〜w)から水草水槽についてほんの少しだけ辛言

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参加者が年々減少し2000作品を切ってきた世界水草レイアウトコンテストを受けて

中途半端な経歴なのは重々承知の上で現在の水草カルチャーとその未来について思うことを少しだけ語らせていただきます

10年前と比べてインターネット上で水草レイアウトの水槽写真を随分見かけるようになりました。そのレベルも随分と高くなっています。

このような写真を世界中の非アクアリスト(非水草レイアウター)の人が何か別の画像検索をしていてたまたま検索に引っかかったのをきっかけに知り、本筋の堅い仕事の検索の手を休めて「もっと見る」をクリックしたりしているんだろうなあと思うと「してやったり」な気持ちになるのですが、一言いいたい。

それは写真だから!平べったいから!実物を見てみて!ぜんっぜん違うから!本物の存在感。

本物は向こうもこっちを見てるから!

世界水草レイアウトコンテストと産業としてのアクアリウム

水草レイアウトの世界コンテストがある。という話をすると「へー。そんなのあるんだー。(以上)」と、豊かな国の行き過ぎた趣味の世界はもういいよ的なリアクションに遭遇するよことがあります。

もしくは「あー、TV で観たことある(でも特に何も感じなかった)」です。

から子
世界には居住国が混乱し急に難民化して目の前で家族が命を落としているような人たちだっているし、国内では福島の復興すらまだ全然進んでおらず年金も破綻したとかするとか言われている中。各地で次々と天災が起きたり不可解で悲惨な事故や事件が今までにないほどの頻度で連発しているというのに、あーた。

水草の趣味がどうのこうのって、ましてやその「世界コンテスト」って平和ボケにもほどがありませんか?

てか、そんなもの家に作って大きな地震がきたらどうすんの?

おっしゃるとおりです。

かくいう私だって、水草水槽は生活の条件がかなりいい線で揃わないと立ち上げられませんし、かれこれもう5年以上新しい水槽の立ち上げはできていません。

確かに今日の日本社会の状態は経済的にも地政学的にも不安定であり、他の多くの産業同様、アクア業界も逆風にさらされていますが、このまま衰退してしまうには勿体無いジャンルだなあと思っています。

水草飼育には他に替えがたい多くの価値がありますし、それに取り組む人の人間性もちゃんと育ちます。つまり人間的成長の一助になる優れて貴重な経験であることは間違いないです。

でも、一旦はもっともっともーっと全てにおいてシンプルにならないと産業としての発展は難しいでしょうね。

とりあえず、まずは職者、関係者がもっと高度な倫理観を取り戻すのが先のような気がします。

動物を雑に通販したり、自然環境への配慮が他の業種の企業にすら遅れをとっていたりするのは相当危機感が薄い。

端から観ている人がそこにある水槽から、最初にマインドセットされてる感覚である「癒し」以上のものを感じられなかったら多分、先はないですね。

微力ながら、できることからやっていこうと思っています。

追記
ちょっと細かい分析になってしまいますが、ADA が市場に一石を投じ、その波紋が広がって世界的な盛り上がりを見せている最中に、独エーハイム社がほとんど全くといっていいほどそれに呼応した輝きのある動きを見せなかったのは世界規模で市場を盛り上げるという観点からは本当に勿体無いことしたな〜、機を逸したな〜と思ってます。20年とはいかないまでも、少なくとも10年はあったんですけどね…

正直、やる気あんの?この会社(← エーハイム)と思いました(笑)だからもう使わない。