見たことないくらい育った苔ポン 〜盆栽を小丸鉢で育成するコツ〜

小品の鉢植えは、ひたすらお世話

まずは丈夫に育てることが先決

ヤマモミジの苔ポン。発芽して1年弱ほどでしょうか?本来の生命力を全開で発揮しています。

苔ポンは鉢が小さいため小まめなお世話が必要です。

長く目を話すと虫に食われたり何かの原因で成長が止まったりとあれこれ調子を崩してしまう傾向にあるので、ここまで旺盛に発育しているところを見ると愛情込めて大切に育てられていることが伝わってきます。

特にカエデは乾燥に弱いため維持が難しいのです。小さな鉢で育てる場合、夏場などちょっと晴天が続くと一発で枯死させてしまうことがあります。

真夏以外の季節であれば多少放置気味の育成であってもいきなり枯れてしまうことはありませんが、やはりこまめにお世話をした鉢とそうでない鉢では一目でわかる(同じ種類の植物とは思えない)ほどの育ちの差がでます。

写真のカエデに関してはここまでくれば秋から冬にかけて葉を落としても春に新芽が出て無事越冬できる確率は高いです。

(ここまで丈が育ってくると何かの拍子に倒れやすくなりますし根も窮屈ですので、そろそろ植え替えが必要です。)

コツはただただ、乾燥させないこと

京都では道端に野良カエデをよくみかけます。近くに親木があれば毎年同じような場所にこぼれ種から発芽して梅雨時まで旺盛に育ちます。

地植えですので写真のヤマモミジよりさらに2倍ほど大きな個体もめずらしくありませんが、その後くる夏の炎天で全ての野良カエデは枯れてしまうのです。

私は毎日同じ道をとおるので日々、野良カエデを観察していますが夏が本番になり気温が上がっていくにつれ葉が赤くなり、焼けてみるみる衰えていくのがわかります。毎年のことです。

これをみるにつけ1年生のカエデは最初の夏に日光に当てすぎず水を切らさないことが大切であることがよくわかります。