苔ポンの上にのってるアレは何?

苔ポンの上にのっているものにはいくつかのバージョンがあります

① ツガ(栂)の球果

これが苔ポンの基本スタイルです。最も多くの苔ポンにこの「ツガの球果」がちょこんと乗せられいています。

苔ポンに対する質問で最も多いのが「これは何?」というもの、これが種でありここから発芽すると勘違いされる方も多数いらっしゃいます。

球果というのは学術用語で主に裸子植物などの種子が格納されている部位を指します。

マツボックリはマツの球果ですので、ツガの球果はツガボックリまたはツガのボックリで通じるかもしれません。(私はツガの球果の俗称を知りません)

ツガは日本でよく見られる針葉樹で、木材としても用いられます。

苔ポンに使用しているツガの球果はツガの樹の下で拾い集めたものなので、稀に種子が残っていて苔ポンの上で発芽しているのを見かけます。(発芽してたらラッキー苔ポンですね!)

② ナンテン(南天)の果実

最初期の苔ポンにはナンテン(紅白混合)があり、ナンテンの苔ポンには紅白のナンテンがのっていました。(ナンテンは種子の保存がしづらいのと発芽率が低くなりがちなことから現在では生産しておりません。)

現在ではクリスマス〜お正月前後の数日だけ紅白ナンテンののった苔ポンを生産しています。

③ コガネシダの葉

こちらも、最初期の苔ポンによく使用していました。苔ポンの工房近くでは1年を通してよく紅葉した本種をみかけますが、これもやはり安定的に入手することが難しいため現在ではほとんど使用していません。

写真のコガネシダは挿し木にしていますが水を切らさなければ根付きます。

古典的盆栽ではメインの鉢の添え物として別の鉢に植え付け横に置く脇役として頻繁に使用されています。

これら「ワンポイント」は特にこれと決まっていないのが現状

苔ポンのワンポイントに使用している素材はツガの球果をはじめ、どれも安定的に入手することができないものばかりです。

苔ポンの生産は私以外の人の手を借りるようになってきていますので、作っていただける方が入手しやすく、苔ポンにマッチするものであればどのようなものでも使用していきたいと思っています。

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