苔ポンの遠隔地販売に向け、さらなるバージョンアップを図る(1)

見て見ぬふりはもう限界 !? 第3世代苔ポン最後の課題、輪ゴム問題

苔ポン第1世代からずっと進歩できなかった部分

苔ポン第1世代〜第3世代までは苔ポンの蓋と鉢を固定するためにゴムバンド、つまり輪ゴムを使用してまいす。

苔ポンの世代についてはこちらを参照ください。

この輪ゴム式の固定はかなり問題がありまして苔ポンをちょっと動かしただけで輪ゴムが「パチン」と外れてしまったり、ともすればその輪ゴムがどこかへ飛んでいってしまいます。

委託販売をお願いしている店舗の店員さんには特に評判が芳しくなく(笑)

例えば苔ポンを店舗へとまとめて搬送した後には半分以上の苔ポンの輪ゴムが外れ蓋も取れてしまっているし、店頭でお客様が手に取ってみているときにもあっちでパチン、こっちでパチン。

さすがににこれでは販売に差し支えますので委託販売分は蓋を専用のシールで固定するようになりましたが、これもやがて剥がれてしまいます。

それでもこれまでなんとかその状態のまま、いわば見て見ぬふりをしながらやり通してきたわけなのですが状況が変わってきました。

遠隔地での販売計画

伊勢のお土産屋さんでの販売を検討していただけることに

懇意にしていただいている方からのご紹介で他県での販売を検討してくださるお土産屋さんがいらっしゃるとのことを知り、流通、販売業務のスマート化を推し進めるべくパッケージの再試行を開始しました。

遠隔地では販売業務のアフターケアをさせていただくことも難しくなることが予想され、どうしても対流通性能を向上させる必要があります。

少なくとも、輪ゴム式の固定は論外です(笑)

今後、よりハードな流通にのる可能性を考慮したパッケージを考える

とどまることを知らない消費増税と異常なまでの福祉のカット。

国内経済の自殺を意味する政策が実行に移されようとしている今、長期的な目でみて内需の回復が見込めそうにない日本経済。

このまま行くところまで行くことは目に見えており、私たちのような零細企業にとって内需のみに依存することはそのまま廃業を意味します

かと言って、内需の再興をないがしろにすれば、来るべきどん底から立ち上がるすべを失ってしまいますし日本の対外黒字の膨大さを考えると目先の利益を優先し闇雲に輸出を増やすことが得策とも思えません。

が、さしあたって内需の先細りに巻き込まれる形で売り上げを落とし廃業することだけは避けたいものです。(元も子もなくなるから)

そのような経緯から苔ポンの輸出も視野に入れたパッケージ開発も視野に入れるのは当然のことと考えています。

輸出するならまず、脱・輪ゴム。だな!

シュリンクフィルムなんてどうだろう?

コストと環境負荷を考慮すればパッケージは当然、可能な限り簡易なもの以外に考えられません。

苔ポンは最低の高環境負荷素材であるプラスチックを蓋として使用しておりますので、そのうえ流通用の外箱をプラスしてしまうともう環境、コスト両面からアウトです。

シュリンクフィルムであれば、輪ゴムの時とギリギリ同程度の環境負荷で済むのではないか?と考えました。

輪ゴムとシュリンクフィルムのコスト差は数十倍シュリンクが割高ですが、その流通性能の違いを考えると喜んで受け入れたいコストアップです。

石油製品はとにかく避けたい

プラスチックやナイロンなど石油製品の自然環境への弊害は甚だしく、コーンなどバイオプラスチック製プラ蓋の登場を心から待ち望んでおります。(安くしてね)

まずは3Dでサイズ感などをシミュレート

シュリンクフィルムと専用シールの簡易パッケージ案

蓋をかぶせた状態の苔ポン。これに輪ゴムをかけて販売しております。

 

適切な長さにカットした筒状のシュリンクフィルムを配置して、ヒートガンで 360° サッと加熱。

内部に熱が伝わると苔が傷んでしまうので可能な限り短時間で完了しなければなりません。(おそらく30秒以内)

シュリンクフィルムが熱で収縮して苔ポン本体に密着。蓋と鉢を固定してくれます。

 

商品名とJANコードのプリントされたシールを貼り付けて新パッケージ完成。

 

シュリンクフィルムにはいくつかの種類が存在

一口にシュリンクフィルムといっても、その用途、被梱包材の性質にあわせたバリエーションが存在するようです。

苔ポンは植物ですから本来、加熱を必要とするシュリンク包装には不適な被梱包材です。

そこで、90℃ という比較的低温で収縮する薄手のシュリンクフィルムである「PVCシュリンクフィルム」を検討しています。

実現できるかは、業者さんの見積もり次第です。

 

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